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【新月-memories of SAKUYA-】

神よ、願わくば此の者を、長しえの安寧で来世に迎えんことを。
現世での大儀に、報わんことを。
終幕を降ろした女の掌に、罪の月人、八意永琳の涙の雫が落ちた。




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 月の姫を匿った。あの日以来、永琳はこの森にその身を委ねている。
 天賦の才と称された彼女が犯した罪の重さは、法的なそれではない。
無論、無辜の月民を手にかけたことは悔いないでもない。
しかし―彼女が本当に向かい合うべきものは、いつの日も彼女の目の前にいた。

 蓬莱山の輝夜。
 庇護・寵愛・束縛を一身に受けて育ったその娘を彼女が守ったのは、
すでに遠い昔のこととなる。
 地上の愚民を弄び、その報いを受けそうになった時。
月の使者を殺め、永琳はその手で、彼女のしがらみを解き放った。
月という遠い星につながれた彼女の傀儡の糸を切り放って、この人里に隔した。

 しかし永琳は今、苦悩に溺れていた。
月の追っ手を討ち払ったは良いが、人里離れた地球の山奥に隠れ住むという顛末。
籠の中の鳥を野に放したように見えて、結局鳥籠の中のままではないか。
賎しき地上の民も、その姿を絶つことは無い。

 胸に去来する、あの日の蜃気楼。



 ―ある夜。
 永琳はこの夜も、自身の苦悩を肴に、古代の玉酒を楽しんでいた。
 先に床に就く輝夜を見届けた後の、ひと時の安らぎ。
自分を慰労する儀式とも言えるその孤独な宴は、毎夜の彼女の習慣となっていた。
冷たい夜風に心を冷やされ、彼女にとっての至福の一時。
 そして今日は、その中でも特別な夜だった。

   「今日は…新月ね…」

 一ヶ月に一度、月が死ぬ日。
 月への憂いに心を奪われずにすむこの日は、酒の味も一際際立つ。
悩みを忘れられる、心地よいひと時。



 そのとき。彼女は、風が変わるのを感じた。
飛んできた鈍色の刃がその杯を貫くより一瞬早く、永琳は咄嗟に飛び退いた。

 二組の銀髪が、夜闇を薙ぎ払う。
そこにいたのは、月の民でも、輝夜に言い寄る愚か者でもない。
豊かな銀髪を躍らせる、人間の女であった。



 永琳はゆっくりと体勢を起こす。

   「ずいぶんなご挨拶ね」

 背後で、先刻の小刀が刺さった大木が燃え上がる。
刃に、炎の古代魔法が纏わされていたらしい。
 強敵―永琳はそう直感した。

 女の瞳には、怨恨も狂気も宿ってはいない。
永琳自身と同じ、きわめて冷たく静かな瞳をしていた。

   「姫の身を狙っての愚計か」

 永琳は問いかけながら静かに、手元の弓を手繰る。

   「姫…?」

 女の訝しげな顔に、永琳は臍を噛む。
何もこちらから、触れられたくないところを晒すことも無かった。

   「ふん、人心を惑わす妖気を感じただけだ。
     ただの妖怪だと思ったが…もしや御主、月の民だな」

 あっさり素性を見抜いてきたのは、この女の能力か。
 最初の見込みどおり、女は只者ではない。魔術の力も人間離れしている。
巫女装束に身を包んではいるが、纏う力はむしろ魔術師のそれである。

   「かねてより探していた。伝え聞いているぞ。
     百歳の昔、月より地上に舞い降りし佳人あり。
       その女、七珍万宝を男に求めること数多、以って人民の心を惑わす、と。」

 拍子抜けした。何のことは無い、予備知識があっただけだった。
 輝夜の難題一件以来、正義感あふれる人間の襲撃は絶えないのだが、
それにつけても随分と尾ひれのついた話に、永琳はため息をついた。

   「月の都の姫なるその者、罪人にて追われ身なるも、月人を味方に付け、その民をして追っ手を討ちしめ、山間に閉じ篭ると。
     御主、大方その従者といったところか」

   「姫はそこまで下衆ではありません。
     貴方達地上の民に買うとすれば、恨みではなく妬みだけ」

 言うが早いか、目にも留まらぬ速さで女を射掛ける。
その細い矢を、女は無駄も隙も無い動きで軽やかにかわした。

   「我が国の民を惑わす者、貴民も賎民も同じ。
     大人しく月へ帰るか、今ここで異星の土に還るか、二つに一つ選ぶがよい!」

女が構える。

   「攻撃的な正義漢ほど、迷惑な者はいないのですよ」

永琳も二の矢を継ぐ。

   「御主、鳥を護る番人にでもなっているつもりか」
   「ええ、貴方のような狩人の凶刃から護る者ですわ」

 飛び交う言葉と、矢種と小刀。

 月光の下、射った矢と投じた小刀。その切っ先がぶつかり合い、
一瞬の火花が夜を照らした。
 伯仲する二人の気合が、夜を熱していく。

 まとわりつく地上民を追い払ったにすぎない輝夜を、
人間はあろうことか魔性の娘扱いしていた。
身に降る火の粉を払っただけなのに、このざまだ。なんという利己。なんという欲深さ。
 人間などこんなもの。永琳はそう思った。


   「貴様ごとき下衆、姫に指一本とて触れさせはせぬ」

 
 敵は、月の使者だけではない。遥かに業の深い敵が、ここにいる。
秘薬の一件以来、輝夜を守る者を自任してきた自分。
償い返しと言っては薄すぎるが、使命感なんてかっこいいものでもない。
それでも、やるべきことはわかっていた。

 永琳は次の矢を引く。




   「それが貴様の償いだと思っているのか」

 女の言葉が、永琳の集中を遮った。

   「御主と、御主の守る姫が、月でどんな過ちを犯したのか、それは知らない。
     だが、御主の腕前、凡俗なる者のそれではない。
       一説によれば蓬莱の秘薬を完成させたとも聞く。それならばまして、その叡智、その才は
         稀代の賜物であろう。
           それほどの者が、地上などの穢土に降り立ち、咎負う娘の護衛に身を焦がすとは」
 
   「知識や才など、人の役に立てずして何のためのものだと言うのですか。
     一人を守るためと百人に希望を与えるため、後者のほうが高尚だと誰が決めたのですか」

   「御主ほどの叡智ある者が、こんな自己欺瞞に陶酔しているわけではあるまい。
     逃げ隠れ、追っ手に怯え。稀代の天才が思いつく、それが至高の結論な筈はあるまい」

   「黙れ!」

 弦が弾かれる。
永琳の矢は寸分違わぬ正確さで女の眉間を射抜く…
と思われた刹那、女はその矢を素手で掴みとった。





 これが結論だと…そんなはずはない。地上の民に言われるまでもなく、永琳は判っていた。

 いつ来るやも知れぬ追っ手に怯え、人の欲に心を波立てられ。
姫にも、その守り手を自任する自分にも、こんな日陰者暮らしは、理想とはほど遠い。
 分かっていて、実行出来ていないだけだ。分かっていて…。

   「地上の民よ、覚えておけ。
     我々は、誰にも怯えたりしないのだ。私の弓から逃れられるものなど、一人もいない。
       姫の力は、月の力の裏打ちを得た、この星の妖力とは異質のもの。
         いずれにせよ、使者程度の兵隊が、敵う力ではないのだ。
           いわんや貴様ら地上人など、歯牙にも掛からぬ」

 強がりを言っていることは、永琳自身承知だったのだが。

   「御主が背負うは何か、よく考えてみるといい」

 直後の女の言葉に、永琳は、その本心をあっさり見透かされていることを知った。

   「そうさ。私の力は、相手の世界に干渉する力。刃を合わせた時点で、御主の心くらい手に取るようだ。
     …御主は姫を守りたいのではない。自分を守るために、姫を守るのだ。
      月を気にかけるも、それゆえであろう。
        本来御主ほどの力なら、月の使者の脅威など、呉牛が喘ぐ程度な筈だが?」

 正鵠を射た言葉。永琳の心を捉えているのは、どうやら本当のようだ。
 
   「御主の力、月の姫の安寧を、この程度しか実現し得ないものではない。
     本当は、更なる桃源郷をも求めうるはず」

   「そんなこと、貴様に手出しされる筋合いはない。
     他人の心を読み漁って、下衆が」

 怒れば相手の思う壺だろうが、それでも抑え切れない。
勝手に心を引っ掻き回されている気分に、永琳は吐き気を催すほどだった。



  「御主の心は、私には滑稽極まりない。
    今の生活を以って贖罪している気とはな」

 唐突に永琳の胸に、吐き気の代わりに棘が刺さった。
 女が向けた言葉、それは、永琳が長く抱いてきた疑問だった。

 輝夜への贖罪として、彼女の護衛じみた真似を努めているつもりでいた。
だが、それなら何故、こんな逃げ隠れの生活なのか。
正確に言えば、何故この生活を変えていこうとする意志が、自分に浮かんでこないのか。

 永琳はもやもやしながら過ごしてきた。
 私を縛っているのは、何だというのか。
どうして、私は――



   「いい加減己に向き合ったらどうだ」

 不意に、女が口を開いた。

   「御主の心の中、確かに姫への償いの気持ちはあるようだ。
     だが、最終的に御主を突き動かしているのは、本当にその力なのかな?」



 ピクリと、永琳の眉が吊り上る。

   「御主は自分を騙している。
     弱い心を、隠している」

   「黙れ。貴様ごときに、何がわかる」

   「なぜ向き合わぬ!
     御主は姫を守る以上に、自分を守っておる!
       それと真剣に向き合わぬ限り、御主らに幸せなど…」

   「黙れと言っている!!」

 永琳の矢が放たれる。女は避けながら、小刀を投じる。

   「貴様に…私の思いなど…」

 凶刃をかわし、二の矢を継ぐ。背後で大木が燃え上がる。

   「分かってたまるものか!!」

 次の矢が放たれる。



 瞬間。
 永琳の妖術が女の足に絡みつく。

  「!!?」

 逃げ足を封じられ、女の顔が歪む。
すぐさま法力を纏った小刀で祓うが、その一瞬が命取りだった。

 トス、という鈍い音を立て、矢応えもなく鏃が女の心臓近くを捉える。
女は、声も上げず地上に倒れた。

   「貴様なんかに…あなたなんかに…」



 ムキになってはみたが、地上人にここまで言われては、もはや自分を欺くことはできなかった。
 女の言葉を聞く内、気づかないでいられる筈が、無かった。

 蓬莱の秘薬は禁断の術。それはもちろん心得ていた。
しかし、何故それが禁断の術とされているのか。永琳はそれが歯痒かった。
 秘薬の製造に手を染めたのは、姫の我侭に付き合ったのではない。
掟への、一薬学者としてのささやかな抵抗であり、その口実に輝夜を使ったという方が正しかった。
事実輝夜が秘薬の計画を持ちかけてきた時、内心小躍りしたものだ。

 永琳の術式は成功し、代償として輝夜は穢土への転生という重罰を課された。
しかし、永琳の方に下された審判は、不問に付すというものであった。
月の世界でも有数の頭脳を持つが故の恩赦的判断だろうが、永琳は怒った。

 当然ある程度の罰は、覚悟していたのだ。
それなのに月の民は、自分ごときを残すために、姫である輝夜に簡単に全ての咎を背負わせた。
 秘薬作りを禁断の罪としておきながら、反面それを実行できたら厚遇する。
 羨ましき未知の力を手に入れるためなら、皇族さえ無碍に扱う。
 その二枚舌と強欲さに、都合良く自分を利用しようとしている魂胆が見え隠れしていた。

 永琳が輝夜の後見をしてきた理由、それは…



   「御主を、動かしていたのは…憎しみだ」

 地上に臥す女が、かすれ声でつぶやいた。

   「姫への贖罪もあっただろうが…御主を最後に動かしていたのは、月への憎しみだ…
     自分の力をモノのように扱い…私利私欲で手中に収めんとする…御主はそれが許せなかった…」

 永琳は黙って聞いている。
 致命傷を与えたことは分かっていたが…とどめを刺すことは、出来なかった。
 
 月の者は皆、永琳を腫れ物のように扱った。「人至って賢ければ友なし」、
誰も永琳に積極的に関わろうとするものはいなかった。まして心に触ろうなどとする者は。

 それを、この女は。 



   「愚かな。無用に私を攻撃しなければ、その命永らえたものを」

   「世迷言を…私は巫女、神仏に仕える者だ…。相手を殺すことなど…最初から…」

   「ならば、私にかかわった時点で間違いであったな」

   「それも世迷言…。御主の刃に触れたとき…御主の心の葛藤が、流れ込んだ…。
     憎しみで自らを縛り…それを贖罪、忠誠などという気休めで…辛うじて保っていた…御主の心…放っておくことなど…」

   「…」

 永琳は、じっと女の目を見つめた。

   「生憎だが、もはや戻れはしない。私も姫も…月とも、地上とも交わる術を失った。
     すまないが私達は、あなたのような人に責められ、追われながら、生きていくしか道はない」

   「それも違う…」

   「ほう…」

 永琳は虚を衝かれた。



   「御主は今…私のことを貴様ではなく…あなたと呼んだ…。すまない、とまで…言ってくれた。
     御主は…私の言葉を、分かってくれたのだろう…」

 永琳は茫然とした。
この女、自分を射掛けた女に向かって…

   「呆れた、あなたを殺すことになった者に対して、そんなことよく言えるわね。
     あなたの言葉を、私が理解したからといって何だと言うのです。これから死のうとする者が」

   「御主がその心と向き合えたなら…今からでも遅くは無い…その力、ただ姫のために捧げよ…。
     月への憎しみなど、忘れて…。御主を、頼る姫が、居てくれるからには…、雑念を捨て、ただ…姫と共に生きなさい…」

   「姫のため…だけに…?」

 簡単な、何気ない一言。
 だがそれは、最後まで残っていたわだかまりを吹き飛ばすには十分だった。



 長い地上での生活を送るうち永琳は、知らず知らずのうちに、
月人を邪魔することに嬉しさを感じてしまっていた。
月の姫の身を護るのは、表面的に見れば美談だが、その理由はただの私怨でしかなかった。
永琳自身が恨んだ、あの日の月人の思考に、皮肉なことに自分も負けていたのだ。

 贖罪だの、償いだのというベールで無意識に覆い隠していた。
姫の身を護っている行動を、美しい行いであると思っていたかった。

 次第に弱っていく女の声。
 その言葉に、心の靄が晴れていくのを、永琳は感じていた。

   「憎む、必要など、ない…。幸せに生きたいなら…
     愛すべき主が…守るべき人が…そこに居るなら… もはや、憎しみに縛られるな…」


 
 いつの間にか、忘れていたようだ。
 鳥を護る者は、鳥籠を護る者ではない。
 鳥の幸せを願うなら、鳥は自由でなければならない。

 鳥を護る者は、鳥の幸せを願わねばならない。
 鳥の幸せが、鳥を護る者の幸せでなければならない…

 輝夜という鳥と、私の中の鳥と…
 


   「私の心は晴れた。それについては礼を言う。
     だが、姫のこと…周りが許してくれぬ。
       外に出れば月人が、地上人が、姫の元へ押し寄せる。幸せなど、とてもではない」

 永琳の言葉に、女は弱弱しく笑った。そして、

   「なれば、…に行け」

 そう、小さくつぶやいた。

   「何?」

 聞き取れず耳を寄せる永琳に、女は、その地の名をもう一度告げた。
 永琳の目が、大きく見開かれる。

   「覚えておこう。だが、死ぬ前に教えよ。何故、私に関わった。
     御主の腕、凡俗なる者のそれではない。その才、叡智も、稀代の賜物であろう。
       それほどの御主が、なぜ私達などに」

 出会った時の言葉をそのまま返した永琳に、

  「言っただろう…。私は…神仏に仕える者…人を幸せに導くのが、仕事だ…
    人間とて…月人とて…刃から流れ込んだ、御主の心の苦しみ…放っておけなかった…」

 そう言って、女は、笑った。

 永琳の目に、動揺が浮かぶ。



  「今、薬を持ってくる! それ以上喋るな、傷に障る!」
 たまらず屋敷へ走り出そうとする永琳。

  「要らぬ!…最初に射掛けたのは私だ…その者の加護など、受けるつもりは無い…」
 女の声に、永琳は足を止める。

 しばし迷った後、永琳は、



  「ならば、最期に教えよ。名を何と申す」

 と問いかけた。

 女はまた、ふと笑った後、





  「サクヤ。十六夜の、裂夜…」

 と言った。そして、

  「御主は何と申す…」

 と逆に聞き返す。

  「永琳。八意永琳」



 女…いや、裂夜の顔が、またほころぶ。

  「思兼神から頂いたのか…良い名ではないか。
    その名の通り…その溢れる智恵…護るべき者のために…惜しむ、な…」

 その優しい笑顔のまま、ゆっくりと瞳を閉じた。
 銀髪が頬から流れ落ちる。

  「すまない…」

 思わず永琳はつぶやいた。
 自分の頑なな心のせいで、私はこの女を。
 私に道を示してくれた、この女を、この弓、この手で…
 永琳は思わず、裂夜の手元に膝をつく。



 夜空に鳥が一羽、舞った気がした。


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 鳥籠に入った鳥に触れさせないのは簡単だ。
だが、鳥籠から出れば、そこには敵もいる。雨も降る。

 私の鳥はどうだろう。

 心の籠は、知らぬ間に出来上がって、気付きにくい。
だが、それはあの女が取り去ってくれた。

 それでは、地上の籠はどうしよう。
敵も雨も、泉の水のごとく無限に湧き出てくる。
とはいえ、籠に入れておけなどとは、今更言えない。

 しかし、その答えもあの女が最期に教えてくれた。




 
 裂夜の骸を、埋め終えたその時。
 
   「何があったの?」

 輝夜が、後ろから現れる。燃えた木の明かりに気づき、様子を見に来たのだろう。

 焦げた木に刺さった小刀を引き抜き、小さく盛った土の上に突き立てた。
星明りに輝くその墓碑に短く手を合わせ、永琳は輝夜に向き直る。



   「夜が明けたら、ここを出ましょう。ここは住みづらい。
     私達の桃源郷となるべき地を見つけました、そこに行きましょう」

 永琳は静かに輝夜に告げた。

   「急にどうしたの。まあ良いわ。
     それはどこかしら?」

 輝夜は永琳を覗き込む。



 …地上の鳥をいかにして幸せにするか。
 その方法は…広い鳥籠に入れれば良いのだ。
 自由で、誰にも邪魔されない、広い広い鳥籠に。





















   「その地の名前は、幻想郷といいます。」

 鳥の番人は、笑顔でそう言った。





 あわわわわわわわわわ(2回目)
 他にも沢山黒い歴史はありますが、素で直視できないのがこの前とこれの2作品。
 この頃から、創想話というのが実は長い歴史を持ったサイトなのだと意識し始めた私は所謂ネタ被りを恐れ、創想話スレで問い合わせたところ、河瀬圭さんという人が以前永琳と咲夜の関係について書かれているという情報を手にします。

 …………あわわわわわ(3回目)
 結局書き上げたは良いものの、遙か2年以上の時を経てその河瀬さんと知り合ってしまいました。
 更にその後この作品に触れられる機会があってテレッテー
 大変なことになってしまいました。
(初出:2005年10月29日 東方創想話作品集21)